彼等にとってはおまけなのかも

またまた日本人がノーベル賞を獲りましたね!いやはや、本当に凄い事です。これで日本は3年連続受賞ですか(^◇^)すげーー。
今回受賞した大隈さんはインタビューでこんな事を言ってました。
「研究と言うのは基礎科学が大切だ、基礎科学と言うのは一見すると地味だし 簡単に成果が出る物でもない。しかし研究というのは、成功が約束される事を前提で進める事は難しい。」
つまり「この商品絶対売れますから!」みたいなマーケティングと違って、不適格要素の中で少しずつ掘り下げていくものなんだよって事です。しかし資本主義の世の中、何かと結果が求められますよね。「大事なのは結果なんで」とミランの10番さんもおっしゃってますし 笑
つまり今の日本は研究者にとって研究しやすい環境では無いという事です。こんな小さな島国で3年連続ノーベル賞が出るなんてすごい事なんですが、こうした研究は事業仕分けなんかで削減対象にされてますよね。。でも研究って結果が簡単に出る物じゃ無いんですよね↓今回の大隈さんも受賞のきっかけにらなるマクロファジーは20年前に発見してたそうで。去年のニュートリノの時も、受賞者のお師匠さんが存在を提言してたんですが結局受賞できないまま天に召されてしまいました。。弟子が見事にとりましたけどね(・∀・)
なぜそんな時間がかかるねん!というとそれは単純に「認知」に時間がかかるからでしょう。。この発見がすんげー事で、こうすれば誰にでもできるんだよってのが分からなきゃ一般的な価値が無いわけです。研究は自分との戦いですが自己満足ではいけないわけですね。S○AP細胞がいい例でした 笑
大隈さんはこうも言ってました。
「ノーベル賞はそれこそ小学生の頃は夢でしたが、研究を続けてく内にそれは目標でもなくなり、ただただ自分の研究に没頭していました。」と
去年受賞した大村さんは
私は研究で岐路に立った時、常に祖母の「智、とにかく人の為に役立つ事をしなさい。」という言葉を思い出し、迷った時はその言葉を胸に研究を進めてきました。と
大村さんがゴルフ場の土から発見した微生物から作ったイベルメクチンは アフリカの失明してしまう風土病を撲滅させて2億人の健康に貢献したそうです。拒絶反応が殆ど出ないので他の病気やペットの病気予防にも使われてるとか。そんな凄すぎる発見をしたにも関わらず
「私は何もしてません、凄いのは微生物ですよ。なのにこんな立派な賞を貰っちゃっていいのかな」なんて言ってました 笑

つまりこの人達はノーベル賞が欲しくて研究なんかしてないんですよね。ただ人の、世の中の役に立ちたくて日々刻々と、、凄い世界で戦ってる人達だƪ(˘⌣˘)ʃ
多くの研究者達に光が当たる事を願いたいですね♪