本店の味

先日京都に行った際、天下一品の本店で食して参りました。
いやね!もうね!なんか全然ちがうね!天下一品っつったらスープがギトーーなんだけど本店はトローーとしててね!んまいだこれが!本店限定で牛すじ入りとかあってね!なんていうか全盛期のイニエスタとシャビがゴール前でパス回してるくらい鉄板だよね!

そんな松木さん風の解説はさておき、なぜ京都に行ったかというと観光 ではなくHORSE RACING そう競馬を観に行きました。何を隠そう私中学2年からの競馬ファンでして( ̄∀ ̄)京都はセヅツと今年の春行って以来ですが、またしてもセヅツとワンちゃん(ウチのメンバーだよ)と行って参りました。
まぁ儲かったかと言われれば下を向かざる負えない結果ですが、、競馬って楽しいんですよ!! 
「ギャンブル」「おっさんの巣窟」「破産する」等イメージは凄く悪いですが、馬券て100円から買えるんですよ( ^ω^ )破産する人は単純につぎ込み過ぎです 笑 ギャンブルである事は間違いありませんが、単なるギャンブルでなく 美しいサラブレッドが人を乗せて速さを競う姿は本当に魅力的です♪
皆一生懸命走っててお馬さんてホントにカッコいいしかわいいのです( ^ω^ )でゅふふ♡
しかし1つ怪我をすれば引退、最悪安楽死という結末が待っていたりします。本当に厳しい世界で命を削って人も馬も走っているのです。
僕が競馬にハマッたきっかけはある一頭の競走馬を知った事からでした。
その名はサイレンススズカ
彼が最後に走ってからもう18年が経とうとしています、それでも いつまでも僕のヒーローはサイレンススズカです(*゚▽゚*)。
本当に疾くて強くて美しいサラブレッドでした。1998年11月1日 G1天皇賞・秋 誰もが彼の勝利を信じて止まない日でした。1枠1番 絶好のスタートを切ったサイレンススズカは後続をぐんぐん引き離し、第3コーナーで馬15頭分程の差をつけていました。
「こりゃすごい」「どこまで離すんだ」
皆がそう思っていたその時、サイレンススズカは第4コーナーで突然失速しました。
左前脚手根骨粉砕骨折、彼の左脚の骨はバラバラになってしまいました。普通の馬なら倒れてもおかしくない大怪我、しかしサイレンススズカは折れた脚で必死に踏ん張り 外へ外へと誘導されて行きました。
「ここで倒れるわけにはいかない」
「騎手の豊さんを守らなきゃ」
そんな声が聞こえてくる様な彼の最後の走りでした。そうして下された結果は安楽死、サイレンススズカは天へと駆けて行きました。
この時サイレンススズカは天皇賞までに6連勝、圧倒的な強さでこのレースを迎えていました。単勝オッズは1,3倍、100円買っても130円しか返ってこない馬券です 笑 でもそれくらい彼の勝利を皆信じていました。唯一の不安は天皇賞・秋はここまで1番人気が10年近く勝っていなかった事。
「それも今日までだろう」皆そう思っていましたが、その記録は最悪の形で更新されてしまいました。
この話は僕がたまたまボーリング場のゲーセンでサイレンススズカのぬいぐるみを、かわいいなぁと思いUFOキャッチャーで獲った時親父から聞かされた話でした。親父は競馬は全くやりませんが、彼のニュースは競馬を知らない人まで知っていたのでしょう( ̄∀ ̄)。
その話を聞いた僕は「え!競馬ってただ馬が走ってるだけじゃないの?馬が死んじゃう?え?え?」と思い競馬の事を調べていくうち、どんどんのめり込んでいきました。自分が生まれる前の名馬達も分かるくらいです 笑
さて、今週日曜日は京都競馬場で菊花賞が行われます。昨年-今年デビューしたサラブレッド達、その中から選ばれし18頭が競う最後の1冠です。
この世代約7500頭の中の18頭が競う秋の3歳G1大一番、お時間がある方は是非観てみては(゚∀゚)