6884

さて、なんの数でしょう?

これは2014年に競走馬候補として生まれたお馬さんの数です。今週28日はいよいよ日本ダービー!!(°▽°)6884頭の頂点が決まるレース!!
毎年ダービーは本当に楽しみです(^ω^)
このブログを読んでいる少数の方々の大多数は競馬?馬が走ってるだけでしょ?とお考えだと思います。
皆さんがテレビのCMや中継で観るのは中央競馬、毎年約4000頭が中央競馬でデビュー戦を迎えます。あれ?6884-4000=残りの2800頭は、、。単純な能力不足や怪我、体質の弱さなどで中央の競走馬にはなれません。そう言った馬は乗馬、地方競馬、あるいは加工食品の原料になったりします。
そうして4000頭の競走馬達がデビューしても、4歳までに1勝もできなければ中央で走れるレースが無くなります。そうするとデビューできなかった競走馬達と同じ運命を辿ります。

そうして1番上のクラスまで勝ち上がる事ができるのは150〜200頭です。6884頭→200頭、これだけでも物凄い競走ですよね。
そして現在中央競馬の1レースの最多出走頭数は18頭、、つまり日本ダービーに出れるのは6884頭の内僅か18頭なんです!

どうでしょう、こう聞くと「おいおいダービーってちょっと凄いじゃん」とか思いませんか?たとえぶっちぎりで最下位に終わったとしても、6884頭の中の18位なんですよ(°▽°)とても立派な事なんです♪そしてそのスーパーエリートのサラブレッド達に乗る騎手達もスーパーエリート、ダービーに乗るという栄誉と覚悟を自負して挑みます。

日本ダービーは2400m、時間にして2分20秒程度のレースです。その2分20秒の為に15万人のお客さんが集まります。早い人は1週間前から、前日には何千人という人が徹夜をして、少しでもいい席でダービーを観る為夜を明かします。え?競馬の為に徹夜とか頭おかしいんじゃないかって?そう思うのも無理はありません 笑 
でも28日、15:40分 是非レースを見てみて下さい。直線の大歓声、生命を燃やして走るサラブレッド、きっとギャンブル以上の何かを感じると思います。

今年も全頭、どうか無事で。