なぜメキシコはドイツを倒せたのか。

少し前ですがメキシコが前回優勝国ドイツに勝ちましたね(°▽°)!で、これについてなんで日記を書こうかなと思ったかと言うとマトモに解説してる人が殆どいなかったからです 笑 NHKの解説の山本は「ドイツに一瞬の心の隙が」とか訳の分からないボケ老人みたいな事言ってましたがサッカーは格闘技じゃないので 笑 正直サッカーって戦略分からんわって人にもできるだけ分かりやすく書いてみようかな、と思いました。
まず、先に書いちゃうと近年のサッカーは「スプラトゥーン」という事です。何言ってんだと思われるかもしれませんが要はスペースです、スペースの取り合いなんですよ。空いたスペースを如何に自分達の物にするかってのがとても重要なんです。陣地が多い方が有利でしょ何事も(°▽°)で、今回のメキシコのサッカーはそのスペースをドイツを操って上手く作ったんですよ。ツイッターで拝借した画像がとても分かりやすいです。

まず、ドイツは皆すげぇ選手です。メキシコも決して弱くはないですがタレントばかりってわけではありません。なのでマトモに正面からぶつかってもねじ伏せられちゃいます。そこでメキシコは「マジでヤバいヤツだけマークして、無視できるヤツは無視」という極端な戦法を取ります。今回の場合ボアテングという、身体がおっきい少し後ろにいる選手がボールを持っても誰も獲りにいきませんでした(°▽°)ムシだー。さらに左にいるドイツのディフェンダー、キミッヒさんをメキシコの選手が自分の陣地に下がって引きつけます。

ムシされたボアテングは「あれ?誰もボール取りにこないやんうぇーい(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎」となりグングン上がってきます。きゃー大変、でも実はこれがメキシコの罠なのでぇす。
ボアテングはドイツの攻撃担当クロース&フンメルスにパスを出したいのですがそこはメキシコの選手がピッタリマーク、そしてボアテングに皆でわーーっと襲いかかりボールを獲ります。ここまでは全てメキシコの狙い通り、つまり組織で勝てないドイツに対しメキシコは
「コイツにこれなら勝てるというポイントを調べてそれをぶつける」という作戦をとったわけですね。例えるならドイツの人達は全教科得意で、全教科のテストで勝負しても敵いませんが自分が国語得意なら国語だけメッチャ勉強して、全教科得意だけど国語はちょい苦手なヤツに国語で勝負するみたいなそんなイメージです。
さぁ、ここまでしてメキシコが何を作ったか?ここで最初に戻ります、そう スペースです!
ボアテングがうぇーいして前に来る、キミッヒさんはメキシコのディフェンスにつられてメキシコ側の左サイドに。そうすると左奥に広大な空き地が出来上がります。ここでメキシコの選手はボールを奪ってこのスペースにボールを持ってうぇいうぇーいするわけです(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
ボールをメキシコのディフェンスが奪うとエースのエルナンデスにボールを預けます。このエルナンデス選手、身長は低いですがボールを持って反転して前を向くのはとても得意なんです。ここがドイツに勝てるポイント1。
そして左サイドのロサノ選手はドイツのキミッヒ選手と追いかけっこです、これももちろん計算されています「足の速さならキミッヒよりロサノが上」という勝てるポイント2。
じゃあ近くの選手が止めにいけばええやん、と思いますがドイツのフンメルス選手はエルナンデス選手についていた為対応が遅れます。さらに右のクロース選手はベラ選手が右に走った為右にいます。
つまりこの左サイドのスペースは、メキシコの選手が3人がかかりで作り出した宝物なんです。決して偶然ではありません。前回ワールドカップ優勝者、難攻不落と言われたドイツの壁を勝負所をピンポイント→適材適所にする事で攻略したのです
(╹◡╹)こりゃ凄い。
こうしてメキシコは見事に先制点を奪取しました。後半ドイツはクロースを入れてエジルのポジションを下げ、チームのパスの出し所を少し低くする事で対応しようとしますがそうなるとメキシコはカウンターを控えめにしてしっかりとゴール前を守る。こうしてドイツを最後まで0点に抑え見事に勝利!(๑╹ω╹๑ )うぇーーい。
 
以上がメキシコがドイツに勝った戦略になります、ガッテンして頂けましたでしょうか。
今はツィッターで戦略も色々と見られるので、興味がある人は是非調べてみて下さいね(°▽°)サッカーは深いぜ!